青年海外協力隊の平成22年度第4次隊員として、2011年3月から2013年3月までアフリカのガーナに派遣されています。ガーナの真ん中ら辺にあるのどかな田舎の高校で、コンピュータの授業を担当しています。
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ガーナその708 任期延長のおはなし
「K子と一分一秒でも長く一緒に居られますように」
そう夜な夜な、神様に、
いや、オニャンコポン様がいるであろうメッカの方向に向かい、
私は祈りを捧げ続けてきました。
そんなある日の夕食時のこと、
突然、目の前にある7個のバンクーが光り始めたのです。
そういえば、なぜかそのバンクーには、
1個から7個の星の形をしたマークが入っていたような気がします。
次の瞬間、辺りは暗闇に包まれ、
いや、元々ライトオフで真っ暗だったのですが、
夜空にひと筋の大きな龍さんが現れました。
そう、あれは確かにKumasiのAtonsu方面でした。
なぜか白目剥き出しで、木の枝みたいな角の生えたその龍は、
「さあ、願いを言え。どんな願いもひとつだけかなえてやろう」
と、初対面にも関わらず上から目線で話しかけてくるではありませんか。
そしたら我が願いはひとつしかありませんよね。
ギャルのパンティーを所望したいところをグッと堪え、
「ピッコロ大魔王に殺された人達を生き返らせてください。
あとついでにK子と一分一秒でも長く一緒に居たいです。」
そう願うと龍さんはすっと消え、7個のバンクーは石のように固くなりました。
きっと時間が経ったからでしょう。
とりあえず4個の星が入った石だけ持って帰ることにしました。
なんとなく、じいちゃんのドラ・・・バンクーだと思ったからです。
たぶん1年ぐらい経てば元に戻ると思います。
翌朝。
それはちょうど1月の最終日のことでした。
いつものように職場で退屈を持て余していると、
重役出勤してきたカウンターパートから、藪から棒に
CP「イトー、任期延長しないか?」
との、寝耳にピュアウォーター発言。
これは、昨日の出来事が決して夢ではない、
昨日まで毎夜毎夜オニャンコポン様に祈り続けてきた願いがついに叶った、
そう私は直感的に悟りました。
私「(もう帰国手続きも随分進んでるから)とりあえずJICAに確認してみるよ」
既に帰国便も決まってるし、帰国関連経費も貰っちゃってるし、
まあ、十中八九無理だろうなぁ・・・と思ったら、
事務所からの返答は、意外にもYesでした。
私「なんか、OKらしいよ」
CP「そうか、じゃあ(延長期間は)1年か2年、どっちにする?」
・・・どうやら彼らは後任が来るまで私を引き止めていたいようです。
冗談じゃありません。
ただでさえこの2年間で染まりたくもない赤黄緑のガーナ色に染まりつつあるのに、
さらに1年も2年もいたら、ちょっとやそっとじゃ落ちなくなっちゃいますよ。
そもそもあと半年経ったら、あの娘は帰っちゃうわけですしね。
私「は?1年なんて無理だし」
CP「なぜだ?」
私「なぜって?」
CP「なぜだ?」
私「なぜって?」
一時間後・・・
CP「なぜだ?」
私「なぜって?」
CP「なぜだ?」
私「とにかく1年なんて絶対ヤダから。早く帰りたいし。半年でいいじゃん、半年で。あ、半年後だと9月末か。8月と9月はもう学期休みに入ってるから、ここに居ても意味ないよね。じゃあ、7月末までの4ヶ月延期ってことで。はい、これで決定決定っと」
・・・というわけで、配属先には半ば強引に4ヶ月間の延長ということで同意してもらったわけです。
私「なんか、4ヶ月延長ってことで円満に合意してもらいましたよ」
事務所「そうですか。で、伊藤さんは任期を延長するってことでいいんですね?」
私「(あ、そういえば何となしに延長する前提で話が進んでたなぁ・・・。ていうか、ここまで来て「やっぱ辞めます」なんて絶対に言えないし・・・)はぁ、まぁ・・・」
事務所「分かりました。じゃ、延長で」
とまあ、こんな感じでゆるーく任期の延長が決まりました。
その後、事務所との協議の結果、7月いっぱいまで活動した後、
なんやかんやで引き上げ期間+帰国プログラムが組み込まれ、
あれやこれやで8月の中旬にガーナを経つことになったというわけです。
22-4同期の皆様。
ひと皮もふた皮も剥けた伊藤に再会できる日は、今しばらくお待ちください。
そして日本に帰ったら、あれやこれやの救援物資をガーナに送ってくださると非常に助かります。
あと、機会があったら是非ガーナにも遊びに来てね!
フランクフルトからたったの7時間で来れちゃうよ!
先輩隊員の皆様。
過去に任期延長したガーナOVは数いれど、
2年5ヶ月もガーナから一歩も出ない(出る予定のない)隊員は私ぐらいではないでしょうか。
その私の覚悟、迷い、決断、そして後悔がどれだけでっかいモノなのか、
おそらく皆様が一番良くご存知なのではないでしょうか。
というわけで同情するなら救援物資を(ry
後輩隊員の皆様。
これからもこんな西アフリカの辺鄙な国で、もう少しお付き合いください。
そして今後とも仲良くやっていきましょう。
あ、どっかの隊次旅行に紛れてモレに連れてってください。
というわけで関係者の皆様方、もうしばらくの間、どうぞよろしくお願いいたします。
正直、任期延長するにあたって、めっちゃんこ不安が山積みです。
大きな事でいえば、5月にガーナでまさかの3度目の誕生日を迎えるわけですから、
帰国後の再就職の困難さに自らハードルを上げたカタチになったこと、とか。
小さな事でいえば、8月の真ん中に帰るとなると、
ちょうどお盆の帰省ラッシュ&夏休みの海外旅行ラッシュに巻き込まれて、
成田空港がカオスになってんだろうなぁ・・・とか。
まあでも、カオスといえばあのKejetiaで鍛えに鍛えられてますからね。
アレに比べれば屁でもないっしょ。
いや、でもマジメな話、
あ、もちろんこれまで出てきたのも全て大マジな話なんですけども・・・。
去年の末ぐらいから、日本での再出発のために、
ぼちぼち転職サイトに登録したりして転職活動を始めたわけじゃないですか。
でもね、年齢フィルターなのか学歴フィルターなのか、
履歴書送っただけで即お祈り、なんてのが一時期続いてヘコんだりもしたわけですよ。
だけどさ、ここではそんな私ですら必要としてくれるじゃん。
派遣期間延長願に書いた延長の理由は、ざっくり言うと、
今やってる私の仕事を、配属先の担当者に引き継ぐため。
自分は、今まで紙ベースでやってきた業務を、どんどん電子化してるんですね。
生徒の名簿とか、生徒会選挙の電子投票システムとか、
レポート(通知表のようなもの)のイントラネット配信とか、その他にも細々したものを色々と。
これ、たぶん私が居なくなったら、みんな元に戻っちゃうと思うもん。
せっかくさ、ここまで自分がコツコツ積み上げてきたものが、私が抜けるせいで振り出しに戻っちゃったら、
なんかモッタイないというか、不本意じゃないですか。
だから。
うん、だから、かな。
まあでも、きっちり最初に計画を立てて、ここ(引き継ぎ)までを2年間できっちり終わらすってのが、
協力隊員の本来あるべき姿なんでしょうけどね・・・。
しかも「俺がやり方教えるからさ」って配属先のC/Pとかに言うと、
「今みんな忙しいんだよな・・・」って返ってくるんですよね・・・。
まず、その意識そのものを変えさせるのが先決かなぁ・・・とか、現時点では思ってます。
ま、幸か不幸か、時間だけはたっぷり出来ましたからね。
その他にも延長を決意した理由は色々あって、決してひとつじゃないんですけどね。
例えば、この2年間、健康上の理由で何度か長期休養を挟みましたが、
それを全部足すと4ヶ月分ぐらいになるはずだから、それを埋め合わせるため、とか。
ガーナ10州制覇まであと1州(アッパーイースト州)まで迫ってるから、とか。
あとモレとかアコソンボとか、でっかい観光地にも関わらず意外にもまだ行ってないから、とか。
いちばん大きな理由?
そりゃあ、いちばん言いたいコトは、今日のブログのいちばん上に書いてますって!
実は今回の秋募集でも(要請は出ているんですが)合格者が居なかったということで、
後任が来るのは早くて25年度4次隊、すなわち丸一年後ということになります。
それでもダメなら半年後、それでもダメならさらに半年後・・・。
で、C/Pと最近ほとんど毎日繰り返してるのが、こんな会話。
「イトー、後任は来るのか?」
「来ないよ」
「なぜだ?」
「Applicantが居ないからでしょ」
「なぜだ?」
「(このブログのせいかなぁ・・・)さあ?」
「じゃあ、お前が見つけてこいよ」
「はぁ?無理だし」
翌朝、「イトー、後任は見つかったか?」
そして最初の会話に戻る。
もー、嫌だ。
そんなの、絶対おいらの仕事じゃない!
とりあえず、次の学期終わりまでは居ることが確定しましたから、
それまでにやれるだけの事はやりますから!
ええもう、やり切りますから!
延長するのは確定しちゃったんですから!
賽は投げられちゃったんですから!
果たして、今回任期の延長を決意したことは、本当に良かったのでしょうか。
とりあえず、現時点で良かったと思うことは・・・
「有効期限の切れた公用旅券」というレアアイテムを手にできたことぐらいでしょうか。
そう夜な夜な、神様に、
いや、オニャンコポン様がいるであろうメッカの方向に向かい、
私は祈りを捧げ続けてきました。
そんなある日の夕食時のこと、
突然、目の前にある7個のバンクーが光り始めたのです。
そういえば、なぜかそのバンクーには、
1個から7個の星の形をしたマークが入っていたような気がします。
次の瞬間、辺りは暗闇に包まれ、
いや、元々ライトオフで真っ暗だったのですが、
夜空にひと筋の大きな龍さんが現れました。
そう、あれは確かにKumasiのAtonsu方面でした。
なぜか白目剥き出しで、木の枝みたいな角の生えたその龍は、
「さあ、願いを言え。どんな願いもひとつだけかなえてやろう」
と、初対面にも関わらず上から目線で話しかけてくるではありませんか。
そしたら我が願いはひとつしかありませんよね。
ギャルのパンティーを所望したいところをグッと堪え、
「ピッコロ大魔王に殺された人達を生き返らせてください。
あとついでにK子と一分一秒でも長く一緒に居たいです。」
そう願うと龍さんはすっと消え、7個のバンクーは石のように固くなりました。
きっと時間が経ったからでしょう。
とりあえず4個の星が入った石だけ持って帰ることにしました。
なんとなく、じいちゃんのドラ・・・バンクーだと思ったからです。
たぶん1年ぐらい経てば元に戻ると思います。
翌朝。
それはちょうど1月の最終日のことでした。
いつものように職場で退屈を持て余していると、
重役出勤してきたカウンターパートから、藪から棒に
CP「イトー、任期延長しないか?」
との、寝耳にピュアウォーター発言。
これは、昨日の出来事が決して夢ではない、
昨日まで毎夜毎夜オニャンコポン様に祈り続けてきた願いがついに叶った、
そう私は直感的に悟りました。
私「(もう帰国手続きも随分進んでるから)とりあえずJICAに確認してみるよ」
既に帰国便も決まってるし、帰国関連経費も貰っちゃってるし、
まあ、十中八九無理だろうなぁ・・・と思ったら、
事務所からの返答は、意外にもYesでした。
私「なんか、OKらしいよ」
CP「そうか、じゃあ(延長期間は)1年か2年、どっちにする?」
・・・どうやら彼らは後任が来るまで私を引き止めていたいようです。
冗談じゃありません。
ただでさえこの2年間で染まりたくもない赤黄緑のガーナ色に染まりつつあるのに、
さらに1年も2年もいたら、ちょっとやそっとじゃ落ちなくなっちゃいますよ。
そもそもあと半年経ったら、あの娘は帰っちゃうわけですしね。
私「は?1年なんて無理だし」
CP「なぜだ?」
私「なぜって?」
CP「なぜだ?」
私「なぜって?」
一時間後・・・
CP「なぜだ?」
私「なぜって?」
CP「なぜだ?」
私「とにかく1年なんて絶対ヤダから。早く帰りたいし。半年でいいじゃん、半年で。あ、半年後だと9月末か。8月と9月はもう学期休みに入ってるから、ここに居ても意味ないよね。じゃあ、7月末までの4ヶ月延期ってことで。はい、これで決定決定っと」
・・・というわけで、配属先には半ば強引に4ヶ月間の延長ということで同意してもらったわけです。
私「なんか、4ヶ月延長ってことで円満に合意してもらいましたよ」
事務所「そうですか。で、伊藤さんは任期を延長するってことでいいんですね?」
私「(あ、そういえば何となしに延長する前提で話が進んでたなぁ・・・。ていうか、ここまで来て「やっぱ辞めます」なんて絶対に言えないし・・・)はぁ、まぁ・・・」
事務所「分かりました。じゃ、延長で」
とまあ、こんな感じでゆるーく任期の延長が決まりました。
その後、事務所との協議の結果、7月いっぱいまで活動した後、
なんやかんやで引き上げ期間+帰国プログラムが組み込まれ、
あれやこれやで8月の中旬にガーナを経つことになったというわけです。
22-4同期の皆様。
ひと皮もふた皮も剥けた伊藤に再会できる日は、今しばらくお待ちください。
そして日本に帰ったら、あれやこれやの救援物資をガーナに送ってくださると非常に助かります。
あと、機会があったら是非ガーナにも遊びに来てね!
フランクフルトからたったの7時間で来れちゃうよ!
先輩隊員の皆様。
過去に任期延長したガーナOVは数いれど、
2年5ヶ月もガーナから一歩も出ない(出る予定のない)隊員は私ぐらいではないでしょうか。
その私の覚悟、迷い、決断、そして後悔がどれだけでっかいモノなのか、
おそらく皆様が一番良くご存知なのではないでしょうか。
というわけで同情するなら救援物資を(ry
後輩隊員の皆様。
これからもこんな西アフリカの辺鄙な国で、もう少しお付き合いください。
そして今後とも仲良くやっていきましょう。
あ、どっかの隊次旅行に紛れてモレに連れてってください。
というわけで関係者の皆様方、もうしばらくの間、どうぞよろしくお願いいたします。
正直、任期延長するにあたって、めっちゃんこ不安が山積みです。
大きな事でいえば、5月にガーナでまさかの3度目の誕生日を迎えるわけですから、
帰国後の再就職の困難さに自らハードルを上げたカタチになったこと、とか。
小さな事でいえば、8月の真ん中に帰るとなると、
ちょうどお盆の帰省ラッシュ&夏休みの海外旅行ラッシュに巻き込まれて、
成田空港がカオスになってんだろうなぁ・・・とか。
まあでも、カオスといえばあのKejetiaで鍛えに鍛えられてますからね。
アレに比べれば屁でもないっしょ。
いや、でもマジメな話、
あ、もちろんこれまで出てきたのも全て大マジな話なんですけども・・・。
去年の末ぐらいから、日本での再出発のために、
ぼちぼち転職サイトに登録したりして転職活動を始めたわけじゃないですか。
でもね、年齢フィルターなのか学歴フィルターなのか、
履歴書送っただけで即お祈り、なんてのが一時期続いてヘコんだりもしたわけですよ。
だけどさ、ここではそんな私ですら必要としてくれるじゃん。
派遣期間延長願に書いた延長の理由は、ざっくり言うと、
今やってる私の仕事を、配属先の担当者に引き継ぐため。
自分は、今まで紙ベースでやってきた業務を、どんどん電子化してるんですね。
生徒の名簿とか、生徒会選挙の電子投票システムとか、
レポート(通知表のようなもの)のイントラネット配信とか、その他にも細々したものを色々と。
これ、たぶん私が居なくなったら、みんな元に戻っちゃうと思うもん。
せっかくさ、ここまで自分がコツコツ積み上げてきたものが、私が抜けるせいで振り出しに戻っちゃったら、
なんかモッタイないというか、不本意じゃないですか。
だから。
うん、だから、かな。
まあでも、きっちり最初に計画を立てて、ここ(引き継ぎ)までを2年間できっちり終わらすってのが、
協力隊員の本来あるべき姿なんでしょうけどね・・・。
しかも「俺がやり方教えるからさ」って配属先のC/Pとかに言うと、
「今みんな忙しいんだよな・・・」って返ってくるんですよね・・・。
まず、その意識そのものを変えさせるのが先決かなぁ・・・とか、現時点では思ってます。
ま、幸か不幸か、時間だけはたっぷり出来ましたからね。
その他にも延長を決意した理由は色々あって、決してひとつじゃないんですけどね。
例えば、この2年間、健康上の理由で何度か長期休養を挟みましたが、
それを全部足すと4ヶ月分ぐらいになるはずだから、それを埋め合わせるため、とか。
ガーナ10州制覇まであと1州(アッパーイースト州)まで迫ってるから、とか。
あとモレとかアコソンボとか、でっかい観光地にも関わらず意外にもまだ行ってないから、とか。
いちばん大きな理由?
そりゃあ、いちばん言いたいコトは、今日のブログのいちばん上に書いてますって!
実は今回の秋募集でも(要請は出ているんですが)合格者が居なかったということで、
後任が来るのは早くて25年度4次隊、すなわち丸一年後ということになります。
それでもダメなら半年後、それでもダメならさらに半年後・・・。
で、C/Pと最近ほとんど毎日繰り返してるのが、こんな会話。
「イトー、後任は来るのか?」
「来ないよ」
「なぜだ?」
「Applicantが居ないからでしょ」
「なぜだ?」
「(このブログのせいかなぁ・・・)さあ?」
「じゃあ、お前が見つけてこいよ」
「はぁ?無理だし」
翌朝、「イトー、後任は見つかったか?」
そして最初の会話に戻る。
もー、嫌だ。
そんなの、絶対おいらの仕事じゃない!
とりあえず、次の学期終わりまでは居ることが確定しましたから、
それまでにやれるだけの事はやりますから!
ええもう、やり切りますから!
延長するのは確定しちゃったんですから!
賽は投げられちゃったんですから!
果たして、今回任期の延長を決意したことは、本当に良かったのでしょうか。
とりあえず、現時点で良かったと思うことは・・・
「有効期限の切れた公用旅券」というレアアイテムを手にできたことぐらいでしょうか。
by ito_akihiro
| 2013-03-05 23:59
| ガーナ1303