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青年海外協力隊の平成22年度第4次隊員として、2011年3月から2013年3月までアフリカのガーナに派遣されています。ガーナの真ん中ら辺にあるのどかな田舎の高校で、コンピュータの授業を担当しています。


by エスパー

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ガーナその108

異国で生活するにあたって、「電子辞書」は無くてはならないものだと思います。

特に、私のような英語が苦手な人間にとっては、本当に大切な、かつ必要不可欠なアイテムです。




それを、盗られました。


それも私が配属されている高校の、私が働いているラボで、ですよ。

しかも、ほんのちょっと目を離したスキに。



いつものように、私はラボの中で、端末のチェックに勤しんでいました。

エラーや気になるメッセージが出た時のために、電子辞書は四六時中、常に持ち歩いています。


それは、マイケルに雑用を頼まれ、私はその電子辞書を無造作にラボ中央の席に置きっ放しにし、

彼の机で作業をすることになった時のことです。


席を外したのは、たかだか10分足らずでしょうか。

しかし、この10分が命取りになりました。


決して油断していたわけではありません。

いや、結果的には油断していたのでしょうか。


今までも、私が目を離したスキに勝手に触られるということは何度もありましたが、

持っていかれるようなことは一度もありませんでした。


それは、彼らの“モラル”を信じていましたから。



電子辞書と一緒に置いておいた英語の勉強ノートは無傷だったことから、

犯人は明らかにこれだけを狙って持ち去ったことになります。


すぐに大騒ぎすれば良かったのかもしれませんが、

ひょっとしたら自分がどこかに置き忘れただけかもしれないし、

誰かを疑うのは最後の手段だと思って、とりあえず自分で探すだけ探してからにしようと、

敢えてその場では誰にも言いませんでした。


でも、それが結果としては後の祭りになりました。


夕方、思い切ってマイケルや、その場に居た先生に無くなったことを告白しました。

それから私も含めて全員の記憶の糸を辿り、物が無くなった時間を割り出し、

その時間にラボにいた生徒を何名か特定しました。


しかし全員は分からなかったため、そこから生徒から生徒へと芋づる式に、

日がとっぷり暮れるまで犯人捜しをしたのですが、結果は闇の中でした。


私は最後までそうではないことを願っていたのですが、

最終的には生徒の仕業(泥棒)として扱うことになったようです。


そればかりか、盗難があったという話題はすぐに学校を飛び出して、

町ぐるみで大騒ぎすることになったみたいだし・・・。

きっとこの小さな町では何年かぶりに起きた、大事件なんでしょうね・・・。



ああ、それにしてもなぜあの時、目を離しちゃったんだろう・・・。

どんだけ後悔しても、しきれないですよ・・・。





もう、どいつもこいつも泥棒にしか見えない。

誰も信じられない。


たぶん、この国の人間の辞書の「罪悪感」は黒く塗りつぶされている。

俺は、これからも盗っ人がいる所で働かなければならないのか・・・。



ちょっと、無理かも。
by ito_akihiro | 2011-07-15 23:59 | ガーナ1107