青年海外協力隊の平成22年度第4次隊員として、2011年3月から2013年3月までアフリカのガーナに派遣されています。ガーナの真ん中ら辺にあるのどかな田舎の高校で、コンピュータの授業を担当しています。
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ガーナその198
今朝もゴルゴの授業を聞く気マンマンで、ラボの鍵が開く前から登校してスタンバってたのに、
さも当然のように遅刻してきたゴルゴの第一声は、
「フットボールを見に行くぞ!」
でした。
よくよく聞いてみれば、ウチの学校のサッカー部を始めとするいくつかの運動部が
ヨソの高校で対外試合をしに行くから、それに付き添って行くみたい。
まったく、この国は学校の授業よりもサッカーの方が優先なんだから。
この愛国心、実に困ったものです。
・・・ま、私もお願いして連れてってもらうことにしたんですけどね。
この好奇心、実に困ったものです。
だってさあ、たまには外の空気も吸わないとね。
決してサボりたかったわけではありませんよ。
その、他の高校を見学して、自分の学校には無い何かを発見してね、
より良い授業を作る参考にするってね、そういう目的があったわけですよ。
決して遠足気分じゃありませんよ。
それはさておき、今回の目的地は、
私が住むJuabenから北に30㎞ほど離れたところにあるMampong(マンポン)という街。
そこそこ大きな街ですね。
ウチの街なんかよりは断然都会です。
お昼過ぎ、たいしてデカくもないスクールバスにぎゅうぎゅう詰めになって出発。
バスに乗る前から、コイツら(生徒達)舞い上がってるなと思っていたのですが、
バスが動き出すやいなや、あっという間にそのテンションはMAXに達しました。
出発から到着まで、途切れることなく続いた鳴り物&応援歌の大合唱。
あのね、確実に鼓膜と三半規管に異常を来たしましたよ。
はしゃぎ過ぎにも程があるっての・・・。
そんなこんなでバスに揺られること1時間強。
無事に対戦相手の高校である「Ama Mampong Senior High School」に到着しました。
生徒たちはすぐにウォーミングアップに入ることになり、
しばらくすることのなくなった我々引率教師一同は、
せっかくここまで来たんだからこの辺りをちょっと散策しようぜ、という話になり、
みんなで仲良く向かったのが、この高校のすぐ向かい側にある大学。
「College of Agriculture Education」
直訳すると「農業教育大学」ということになりますね。
その名前が示すとおり、緑と動物の多い、まあガーナは基本どこでもそうなんですが、
素朴な田舎の大学でしたよ。
特に目的は無かったので、ただ小一時間ほど構内をぶらぶらしただけなんですけど。
ひと通り大学内を見て回って、高校に戻ると、
既にバレーボールとハンドボールの試合が始まっていました。
バレーボールはこんな感じで、
ハンドボールはこんな感じ。
なぜこの距離からの写真しか無いかというと、炎天下の昼下がり、
この位置にあった日陰のベンチから一歩たりとも動きたくなかったからです。
けっきょく遠すぎて試合もよく見えなかったから、
どっちが勝ったかすら分かんなかったんですけどね。
ちなみにここだけの話ですが、
おいらは中学校3年間ハンドボール部に所属していました。
そんだけ。
その後、会場はサッカー大会へと早変わり。
さすがにみんなサッカーは特等席で観戦したいのか、
直射日光ダイレクトにも関わらず、サイドラインすれすれまでベンチを運ぶことに。
えー、暑いじゃん・・・。
そして始まった試合も非常にアツく、前半早々にあげた1点を、
後半かなり押され気味になりながらもなんとか守りきり、
1-0で我が校が勝利を収めました。
ただ、夕方の4時ちょい前にがっつり45分ハーフの試合のキックオフがされたもんだから、
すべてが終わる頃には既に日が沈み始めていましたよ。
でも、こういうのもなんかイイですよね。
この国では四季を感じることがないからすっかり忘れてましたけど、
いまはスポーツの秋ですもんね。
ひと運動した後のワチェとMALTAは、いつも以上に喉に沁みわたりました。
あ、言うまでもなく帰りのバスも、
彼らのテンションの上がりっぷりはハンパなかったです。
お前らあんだけ走り回って疲れてないのかよ!
そりゃ、ワールドカップでベスト8にも残るわ・・・。
おまけ
今日大活躍だったエースストライカーと。
さも当然のように遅刻してきたゴルゴの第一声は、
「フットボールを見に行くぞ!」
でした。
よくよく聞いてみれば、ウチの学校のサッカー部を始めとするいくつかの運動部が
ヨソの高校で対外試合をしに行くから、それに付き添って行くみたい。
まったく、この国は学校の授業よりもサッカーの方が優先なんだから。
この愛国心、実に困ったものです。
・・・ま、私もお願いして連れてってもらうことにしたんですけどね。
この好奇心、実に困ったものです。
だってさあ、たまには外の空気も吸わないとね。
決してサボりたかったわけではありませんよ。
その、他の高校を見学して、自分の学校には無い何かを発見してね、
より良い授業を作る参考にするってね、そういう目的があったわけですよ。
決して遠足気分じゃありませんよ。
それはさておき、今回の目的地は、
私が住むJuabenから北に30㎞ほど離れたところにあるMampong(マンポン)という街。
そこそこ大きな街ですね。
ウチの街なんかよりは断然都会です。
お昼過ぎ、たいしてデカくもないスクールバスにぎゅうぎゅう詰めになって出発。
バスに乗る前から、コイツら(生徒達)舞い上がってるなと思っていたのですが、
バスが動き出すやいなや、あっという間にそのテンションはMAXに達しました。
出発から到着まで、途切れることなく続いた鳴り物&応援歌の大合唱。
あのね、確実に鼓膜と三半規管に異常を来たしましたよ。
はしゃぎ過ぎにも程があるっての・・・。
そんなこんなでバスに揺られること1時間強。
無事に対戦相手の高校である「Ama Mampong Senior High School」に到着しました。
生徒たちはすぐにウォーミングアップに入ることになり、
しばらくすることのなくなった我々引率教師一同は、
せっかくここまで来たんだからこの辺りをちょっと散策しようぜ、という話になり、
みんなで仲良く向かったのが、この高校のすぐ向かい側にある大学。
「College of Agriculture Education」
直訳すると「農業教育大学」ということになりますね。
その名前が示すとおり、緑と動物の多い、まあガーナは基本どこでもそうなんですが、
素朴な田舎の大学でしたよ。
特に目的は無かったので、ただ小一時間ほど構内をぶらぶらしただけなんですけど。
ひと通り大学内を見て回って、高校に戻ると、
既にバレーボールとハンドボールの試合が始まっていました。
バレーボールはこんな感じで、
ハンドボールはこんな感じ。
なぜこの距離からの写真しか無いかというと、炎天下の昼下がり、
この位置にあった日陰のベンチから一歩たりとも動きたくなかったからです。
けっきょく遠すぎて試合もよく見えなかったから、
どっちが勝ったかすら分かんなかったんですけどね。
ちなみにここだけの話ですが、
おいらは中学校3年間ハンドボール部に所属していました。
そんだけ。
その後、会場はサッカー大会へと早変わり。
さすがにみんなサッカーは特等席で観戦したいのか、
直射日光ダイレクトにも関わらず、サイドラインすれすれまでベンチを運ぶことに。
えー、暑いじゃん・・・。
そして始まった試合も非常にアツく、前半早々にあげた1点を、
後半かなり押され気味になりながらもなんとか守りきり、
1-0で我が校が勝利を収めました。
ただ、夕方の4時ちょい前にがっつり45分ハーフの試合のキックオフがされたもんだから、
すべてが終わる頃には既に日が沈み始めていましたよ。
でも、こういうのもなんかイイですよね。
この国では四季を感じることがないからすっかり忘れてましたけど、
いまはスポーツの秋ですもんね。
ひと運動した後のワチェとMALTAは、いつも以上に喉に沁みわたりました。
あ、言うまでもなく帰りのバスも、
彼らのテンションの上がりっぷりはハンパなかったです。
お前らあんだけ走り回って疲れてないのかよ!
そりゃ、ワールドカップでベスト8にも残るわ・・・。
おまけ
今日大活躍だったエースストライカーと。
by ito_akihiro
| 2011-10-13 23:59
| ガーナ1110